
龍勢祭の紹介
秩父吉田に鎮座する椋神社の秋の大祭で行われる龍勢祭。耕地と呼ばれる吉田地内の各地区に根ざした流派(龍勢を作る集まり)が、その年作った自慢の龍勢を奉納するお祭りです。 龍勢がセットされるごとに、境内の口上櫓(こうじょうやぐら)から「東西、東西、ここに掛け置く龍の次第は……」と声高らかな口上が響き渡った後、打ち上げ櫓から、龍勢が勢いよく秋空へ飛び立つと、龍勢を作り上げた龍勢師たちへの拍手喝采が巻き起こります。
朝から夕方まで、ひっきりなしに龍勢が打ち上げられ、さまざまな仕掛けが空を舞うのです。